



はじめてのブレンド
ブレンドを難しものだと思っていませんか?
コーヒーの味の特徴がつかめていないのに、ブレンドをするなんておこがましいとか、難しいとか思っている人、多いと思います。
ブレンドなんて業者やプロの焙煎屋さんがやることで、ワタシのようなシロウトが手を出していいものではないし、荒唐無稽でワケワカランっておもってました。
いまから解説するブレンド方法は難しい方法ではないので是非試してほしい。
2種類のブレンド
ブレンドをする方法には、煎った豆を混ぜる方法(アフターミックス)と、生豆から混ぜる方法(プレミックス)がある。
煎った豆をブレンドする(アフターミックス)は焙煎程度の違う豆を混ぜれるけど、生豆から混ぜる方法(プレミックス)だと焙煎程度は同じになる。
焙煎度の違う豆をブレンドしたいときはアフアターミックスにするしかない。
たとえば、モカは浅煎りのほうが風味が強調されるけど、ブラジルとかコロンビアは中煎りぐらいにしないと苦味やコクが出てこない。いいところを強調したいなら、モカは浅煎り、ブラジルは中煎りぐらいにするほうがいいよね。タイプの違う豆をプレミックスしてもメリットは少ない。
プレミックスはあとから修正が効かないし、比較しにくいので素人向けではないんじゃないとおもう。
キリマンジャロのアフターミックスから始めよう
アフターミックスでは同じ豆でも焙煎程度の違いによって苦味や酸味が変わるので、同じ豆でも焙煎程度の違う豆を混ぜて苦味や酸味にアクセントをつけることも可能なんだそうな。
同じ豆を使うブレンドならキリマンジャロがオススメ。焙煎程度によって味が7変化するとも言われている。浅煎りだとスッキリとした酸味があるし、中深煎だとシッカリとしたコクがある。
1ハゼと2ハゼの中間程度のハイローストの豆と2ハゼ中のフルシティローストの2種類を焼いておく。
あとは一杯ずつ違う配分のブレンドを試して最適なブレンドを探すわけです。
結構たいへんそうだけど、データーを取っていけば面白い。ブレンドは自分以外の人にも飲んでもらうと楽しさが広がる。
「あれ?いつもの同じ豆で淹れたの?美味しくない?」
なんて感想がきけたら感激ですよ。
味をしっかり確認するために、ブレンド調節しているときは濃い目で淹れるといい。
ささやかな違いなので、濃く淹れないと、違いが分かりにくい。
ワタシの場合は、ブレンドのときは1カップあたり12gぐらいの豆を使う。ちょっと多すぎなんじゃない?っておもうかもしれないけど、コレぐらい濃くしないと違いがわからんのです。
いちおうブレンドの配分例を上げておきます。
- ハイ6g、フルシティ6g
- ハイ5g、フルシティ7g
- ハイ4g、フルシティ8g
- ハイ3g、フルシティ9g
- ハイ2g、フルシティ10g
1gずつ割合を変えていき、ハイローストとフルシティローストの個性が協調されたところを探す作業を繰り返す。複雑な味わいを楽しめる。上の例ははハイローストを減らしているけど、増やす方もやってみる。
子供の頃の自由研究みたいで面白い。自由研究のテーマとしてコーヒーが適切かは意見が別れますが、自由研究のテーマとしてコーヒーのブレンドはいいかも。
違う豆のブレンド
異なる豆をブレンドする作業は限りがないし、シロウトには難しい。豆の個性を出すなんて相当レベルが高い。
もしアフターミックスで好きな割合が決まれば、プレミックスでブレンドして一回で焙煎を済ませられる。プレミックスは同じ焙煎度にしか出来ないという潜在的なデメリットがあるので、焙煎程度の違うブレンドは出来ない。
もう一つ、プレミックスのデメリットに小さい豆と大きい豆を一緒に焙煎すると煎りムラができるリスクがあります。
プレミックスをしてうまく出来た、次もやってみようと思ったことはなく、プレミックスはおすすめ出来ない。
ブレンドの可能性は無限大にある。
ブレンドを試してみると、喫茶店の美味しいブレンドを作るまでには相当な時間がかかっているんだなぁと感慨にふけっちゃう。
シロウトは販売するわけではないので、安い豆をベースにして美味しいブレンドを探すという方針は止めたほうがいい。途方も無い作業になるからね。
まとめ
まずはキリマンジャロで焙煎程度の違うアフターブレンドから始めてみよう


